こんにちは、サインゼロ(@sine_zero)です。
今こんなニュースを見ました。
ソーシャルゲーム(ソシャゲ)業界が苦戦を強いられている。DeNA、グリー、mixiなど、スマホゲームを手掛けるIT企業の直近四半期の業績は軒並み減収減益。各社、ゲーム以外の事業にも力を入れ始めているが、ゲーム分野の落ち込みをカバーするには至っていない。
背景には、特定のゲームタイトルから離れるユーザーがいるのにくわえ、ソシャゲそのものから離れてしまうユーザーが増えている点も挙げられるだろう。ソシャゲを敬遠しはじめたユーザーたちの声を聞いた。
引用 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191203-00000003-moneypost-bus_all
若者の「ソシャゲ離れ」が進んでいるようです。
私的にソシャゲって「社畜社会人に残された最後の娯楽」ってイメージだったんですけど、実際はそうではないみたいですね。
具体的にどんな理由でソシャゲ離れが起こってしまっているのでしょうか。
ソシャゲが占める生活の割合が増えすぎた
「移動中の暇つぶし感覚で始めたのに、いつの間にか生活のすべてを支配し出したことがやめた大きな理由です。朝起きたらまず複数ゲームを起動して、ログインボーナスを取得し、デイリーやウィークリーのノルマをこなし、イベントがあれば走る。そんな生活の中で、無理がたたったのか、体調を崩して会社を休むようなこともありました。でも、しんどいにもかかわらず、布団の中でもずっとスマホだけは手放せなかった。その時、これはもう完全にソシャゲに支配されているなと気が付き、もっと時間は有効活用すべきだと引退を決意しました」(Aさん)
引用 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191203-00000003-moneypost-bus_all
このヤフーニュースにも書かれている通り、ソシャゲが占める生活の割合が増えすぎた点が多くの辞めるきっかけになっているようです。
最近の人気ソシャゲは、季節限定イベントやレベル上げやりこみ要素が必ずあり、イベント限定アイテムや高レベル限定アイテムをゲットするためにユーザーは必死になります。
その結果、ソシャゲが最低限の生活をするための時間(食事時間や睡眠時間)にまで侵食し、生活が崩壊します。
特に「やりこみランキングシステム」を実装しているソシャゲは、上位に入ろうとすると生活のほとんどをゲームに捧げなければいけないほどです。
私も「艦隊これくしょん -艦これ」というゲームをやっていたころは、一日10時間以上ゲームに費やしていました。
そのような生活をしていると、さすがに生活管理が難しくなり体調不良等が起こり、それをきっかけに引退を決意する形になるんでしょうね。
「ストレス解消目的でゲームをやっているつもりが、逆にストレスを増幅させてしまっている」なんてこともあるかもしれませんね。
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課金による生活の圧迫
30代男性会社員・Bさんは、ソシャゲでゲームを有利に進められるアイテムやキャラクターを入手するために課金するガチャにハマった。
だが、「息切れ」を感じたため、ソシャゲをやめた。
ソシャゲは、基本無料で遊ぶことができるが、その代わり課金という有料システムがあります。
課金をすることで、強いキャラクターを手に入れたり、限定アイテムを購入することができます。
この課金要素が多くのユーザーが辞めるきっかけになっています。
ほとんどのソシャゲには課金額に制限がありません。
当然、運営会社からしたらユーザーから多くのお金を絞れとれた方がいいに決まっているので、制限なんてかけるわけがありませんよね。
その結果、多くのイベントやガチャ要素を用意し、ユーザーに多額の課金をさせようとします。
この運営の思惑にのってしまったユーザーは、課金要素が登場するたびに課金を重ね、本来生活に充てるはずだったお金まで課金してしまう事態が起きています。
そうして、生活に行き詰ったときに冷静になって、今の状況を考えたときに「あれ?なんでこんなになるまで課金しているんだ?」と我に返り、多くの方が引退していくようです。
まとめ
ソシャゲにハマるのは、悪いことではありません。
ですが、何事もやりすぎはよくありません。
生活が崩壊しないくらいにプレイすることをお勧めします。
おすすめのプレイ時間は、通勤時間と昼休みです。
それ以外の時間は、極力プレイしないようにした方がいいような気がします。
もしくは、仕事中に育成を行ってくれるような「放置少女」のような社畜向け育成ゲームは、生活にも比較的優しいです。
ソシャゲは「娯楽」で「義務」じゃない。