こんにちは、サインゼロ(@sine_zero)です。
絶賛、腰痛に悩まされています。
原因は、仕事が完全デスクワークであることです。(まだ就職して半年)
さらに家に帰った後、ブログ執筆や動画編集をしているので、業務以外でも腰に負担がかかっています。
私が現在使っている椅子は、小学校のパソコン室にありそうなクルクル回る学習机セットの椅子で、もうそろそろ自分の身体のためにも卒業したいと思っていました。
そんな時に先日、テックウインド株式会社よりゲーミングチェア「AKRacing」の「AKRacing:Pro-X」を提供していただきました。
レビューする貴重な機会をいただけたので、今回は「AKRacing:Pro-X」の特徴や機能、実際に使ってみた使い心地を紹介します。
果たして「AKRacing:Pro-X」は、私の腰を救う救世主になってくれるでしょうか。
「AKRacing」とは?
ゲーミングチェア「AKRacing」とは、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、中国等で開かれたeスポーツ大会で採用実績のあるゲーミングチェアブランドです。
2000年にブランド創始者がレーシングシート分野に進出し、ヨーロッパ市場、中国、アメリカへと市場を拡大していき、製品の加工や改良を重ねてきました。
2015年8月、テックウインド株式会社が日本初「AKRacing」の「Nitroシリーズ」を発売し、今では品質の高さで多くの国内ゲーマーに注目されている有名ゲーミングチェアになりました。
例えば、R6Sプロゲーマーで有名な「父ノ背中」の「Apple」や「てるさん」が使用しています(過去に動画レビュー有)
他にも有名FPS実況者の「K4sen」や有名ユーチューバー「はじめしゃちょー」等の動画投稿者も使用しています。
AKRacingのゲーミングチェアシリーズ
先ほど初めて日本で発売された「Nitroシリーズ」について触れましたが、現在テックウインド株式会社では、以下のゲーミングチェアを販売しています。
- Pro-Xシリーズ
- Nitroシリーズ
- Wolfシリーズ
- Overtureシリーズ(特定家電量販店専用モデル)
- ONE PIECE シリーズ(コラボレーションモデル)
今回は、発売されているゲーミングチェアの中でも上位モデルの「Pro-Xシリーズ」の「AKRacing:Pro-X」をレビューしていきます。
ここからは、ゲーミングチェアの機能や特徴、実際に使ってみた使い心地を伝えていきます。
「AKRacing:Pro-X」の機能や特徴
まず、「AKRacing:Pro-X」の基本スペックを別シリーズの「Nitroシリーズ」と性能比較をしてみましょう。
Nitroシリーズ | Pro-Xシリーズ | ||
---|---|---|---|
椅子の高さ | 125.0 – 132.0cm | 椅子の高さ | 127.0 – 134.0cm |
座面幅 | 37cm | 座面幅 | 39cm |
座面奥行 | 56cm | 座面奥行 | 55cm |
座面厚さ | 10cm | 座面厚さ | 13cm |
座面高さの調節幅 | 33.0 – 40.0cm | 座面高さの調節幅 | 32.0 – 39.0cm |
アームレスト高さ | 28 – 35cm | アームレスト高さ | 28 – 35cm |
背もたれ高さ | 92cm | 背もたれ高さ | 95cm |
荷重制限 | 150Kg | 荷重制限 | 150Kg |
正味重量 | 25Kg | 正味重量 | 25Kg |
総重量 | 28Kg | 総重量 | 28Kg |
箱の寸法 | 88.5 x 68 x 39cm | 箱の寸法 | 88 x 70 x 41 cm |
「Nitroシリーズ」と比べると、全体的に大きめに作られている感じですね。
個人的に「座面幅」「座面厚さ」「背もたれ高さ」は、質の良い椅子を選ぶ上で重要となる観点だと思います。
それらの観点も含めて、「AKRacing:Pro-X」の機能の説明をしていきます。
座面
座面は、素材が厚く作られていることで、座り疲れを回避できる仕様になっています。
実際の座面の厚みは、こんな感じです。
なぜ座面の厚みを気にしているかというと。安い椅子を長く使い続けていると、座面のクッション部分が沈み込んできて、お尻にバネのスプリングが当たることがあります。
実際に使っていた学習机の安い椅子は、座面が薄っぺらく、まったくクッション素材が入っていなかったため、現在は金属部分がお尻に直に当たっていました。
しかし、これだけ厚いクッション素材を使っていれば、硬い金属部分にお尻が触れる心配はなさそうです。
座面の幅も他シリーズより大きめに作られているので、体の大きい方にも適しており、窮屈に座る必要はなさそうです。
背もたれ
背もたれは、このようなイメージになります。
まずは正面。
横から見ると、このようなイメージになります。
背もたれは、一般的な椅子と比べて高さが高めに作られており、座高が高い人もしっかり体重をかけて座ることができるようになっています。
私は、座高が93cmくらいなのですが、ちょうど頭の位置がヘッドレストの位置に合うので、とても快適です。
今まで使っていた学習机の椅子だと、頭はもちろん背中も支えられるか不安な高さだったので、この背もたれの高さ設計はとてもありがたいです。
あと、腰部分に「ランバーサポート」と呼ばれるクッションが付いており、腰に負荷がかかりにくくなっています。
このゲーミングチェアには、リクライニング機能が付いています。
シートの右側についているこのレバーを引くことで、背もたれを倒すことができます。
最大でここまで倒すことができます。
ほぼ180度まで倒すことができます。
周りの安全さえ確保できれば、この椅子で寝れるくらいの快適さはあります。
下記の画像にあるロッキング昇降調整用レバーでロッキング機能を有効にすると、体重をかけた分だけ背もたれが倒れてくれる機能もあります。
初めてロッキング機能付きの椅子に座ったので、この自由に背もたれが傾けられる快適さに感動しました。
アームレスト(肘置き)
「AKRacing:Pro-X」のアームレストは、「4Dアジャスタブルアームレスト」と呼ばれるアームレストの位置や角度を自由に調節する機能があります。
自分の使いやすい位置に設定することで、ゲーム中の操作ミスを減らしたり、椅子を快適に使いやすくする特徴があります。
角度の調節幅は、下記の画像くらいです。
[yoko2 responsive][cell]
[/cell][cell]
[/cell][/yoko2]
実際にこんな極端に変えることはないと思いますが、これならどんな体格の人でも自分の好きな角度がきっと見つけられるはずです。
ちなみにこの機能は、「Pro-Xシリーズ」だけの仕様なので、アームレストによるゲーム中のミスを減らしたい人は、この「Pro-Xシリーズ」を選ぶべきだと思います。
アームレストの材質は、ただのプラスチックではなく、若干の柔らかさがあるので、疲れ防止の効果もありそうです。
「AKRacing:Pro-X」の組み立て方法
「AKRacing:Pro-X」の組み立て方は、商品箱にマニュアルが付属されています。
実際に組み立てているところを見てみたいという方は、下記の動画を参考にしてみてください。
テックウインド株式会社のYoutubeチャンネルの動画だけあって、とてもわかりやすいです。
[youtube]
今まで使ってきた椅子との比較
今まで私はこのような椅子を使っていました。
この学習机椅子と使い比べてみた感想ですが、当たり前のことですけど「AKRacing:Pro-X」の方が座りやすいです。
生まれて初めてゲーミングチェアというものを使ってみたんですけど、もっと早く「AKRacing:Pro-X」を購入しておくべきでした。
加えて、家電量販店に行って他社のゲーミングチェアと比べてみたんですけど、品質を見ると「AKRacing:Pro-X」はかなり高いレベルを誇っていると感じました。
特に個人的に素晴らしいと思った部分は、何といっても「シートの座り心地」です。
他ゲーミングチェアの中には、「シートにクッション入ってないな?」とすぐにわかるほど硬い材質で「これ長時間座ったら疲れるだろうな」と思う製品が多々ありました。
しかし、この「AKRacing:Pro-X」は、太股から頭までしっかりシートに柔らかさがあり、そのシートで全身を支えることができるので、腰や肩にかかる負担がほとんどありません。
とてもリラックスしやすいゲーミングチェアだと思います。
まとめ
2022年のオリンピック新種目で話題になっている「eスポーツ」に欠かせないゲーミングチェア。
「AKRacing:Pro-X」は、座りごこちや品質の高さがとても良いので、プロゲーマーでなくてもゲームを愛する人にぜひ使ってほしいですね。
最後にテックウインド株式会社の皆様、このような機会をいただき本当にありがとうございました!