最近話題の違法漫画閲覧サイト「漫画村」の危険性について話していこうと思います。
漫画村には、閲覧者を陥れる意外な落とし穴があります。
知らず知らずのうちに、漫画一冊より大きい金額を閲覧者は払わされています。
漫画村とは?
この世にある漫画閲覧サイトの中では、かなり多くの漫画を紹介しているサイトの1つです。
しかも、全ての漫画や雑誌が無料で見れる閲覧できてしまうという夢のようなサイトです。
しかし、紹介されている漫画や雑誌は、全て違法にアップロードされています。
それが今回の問題になっています。
漫画村の表向きな問題
漫画村が抱える表向きの問題は、やはり違法アップロードされた書籍です。
本来、漫画は販売されているものがほとんどです。(一部例外もありますが)
けっしてボランティアで提供されているものではありません。
売り上げで生活していかなければならない漫画家さんや出版社さんが多数います。
そのような方々がいるのにも関わらず、無料で漫画が提供されてしまうとどうなるか。
そうです、漫画の売り上げが落ち生活できなくなってしまいます。
最悪の場合になると、売れない漫画は打ち切りになってしまいます。
漫画村が認知され始めてから、某人気漫画の売り上げが下がり調子という噂も聞きました。
それだけ漫画業界に影響を与えているということです。
漫画村の隠れた裏向きな問題
表向きな問題では、漫画業界へのダメージを紹介しました。
では、裏向きな問題ではどのような事例があるのかを紹介します。
裏向きな問題でダメージを受けるのは、「閲覧者」です。
「え、なぜ?」と思う方も多いでしょう。
これから説明することは、利用しているユーザーにわかりにくい構造になっています。
そのため、この裏向きな問題は認知されません。
その問題とは、「機器端末へのダメージ」です。
その原因は「Webマイニングスクリプト」と「ウイルス」によるものです。
どういうことなのか、順を追って説明します。
Webマイニングスクリプト
「Webマイニングスクリプト」とは、サイトに訪問した閲覧者の機器端末(スマホやPC)のCPUの力を借りて、暗号通貨(ビットコイン等)をマイニング(採掘)する手法です。
広告収入に代わる収益手段として、注目されています。
これにより、閲覧者にどのような影響を与えるか。それは「バッテリーの過剰動作」です。
普段のサイト閲覧よりCPUの使用率が上昇するためバッテリーが過剰に使用されます。
それにより、バッテリー寿命が短くなったり、故障の原因になります。
ウイルスではないのですが、ユーザーの意志に関わらず動作してしまうのは非常に悪質です。
つい最近まで「coinhive(コインハイブ)」と呼ばれるサービスが使用されていました。
今は使用されていないようですが、代わりとなるマイニングスクリプトが動いてるらしいです。
基本的に隠れて動作しているので、Web制作に慣れている方でないと発見は難しいです。
閲覧者側からすると、バッテリーの過剰消耗や故障はかなり痛手になるはずですよね。
バッテリーが過剰動作を行うということは、電池の減りも早くなる原因になります。
電気代も余計にかかるということです。
結局、塵も積もれば山となるで機器修理などにより漫画購入より高くなる可能性があります。
ウイルス
違法サイトには高確率でウイルスが仕込まれています。
有名なウイルス名「トロイの木馬」が仕掛けられていることが多々あるようです。
このウイルスにかかると「しつこいポップアップ表示」や「機器端末の破壊」が行われます。
バッテリーのオーバーヒートが起きる可能性もあるそうです。
とても危険ですね。こちらも修理などで漫画代より高くつく可能性がありますね。
↓ウイルス対策ソフト「カスペルスキー公式」情報
安全な合法無料漫画サイト
無料で安全な漫画閲覧サイトをいくつか紹介しておきます。
LINE漫画
マンガワン
comico
マンガボックス
少年ジャンプ+
ニコニコ漫画
マンガDASH
GANMA!
マンガBANG!
マンガ図書館Z
マガジンポケット
まとめ
やっぱり美味しいだけのサービスなんてないんですよね。
この漫画村で美味しい思いをしているのは、運営者だけという話です。
私は漫画村を利用したことがないので、大きな問題はありませんでした。
これからも利用することはないでしょう。
だって、漫画買った方が自分自身にも作者にもwin-winな関係になりますよね。
この記事を読んだ方には、ぜひとも利用を考え直して欲しいものです。